第10回「ヤマト運輸高校生経営セミナー」の発表会に本校生徒会活動である芷蘭会の生徒5名で参加しました。
芷蘭会の生徒からのコメントを紹介します。
このセミナーはあらかじめ提示されたテーマに基づきチームで仮想のビジネスプランを立案しプレゼンテーションを行います。その過程の中で高校生が将来社会の一員として働く上で重要な能力を育むことを目的としています。
さて今回、私たちは「新たな地域・生活支援の企画立案」をテーマに本校近隣(JR巣鴨駅周辺)の商店街が行う年中行事にちなんだ商品をご家庭に届けるビジネス(いわば通信販売)を企画してみました。家庭での行事のお手伝いをすることで家族団らんを深められると考えました。さらに、各地で衰退する傾向の昔ながらの商店街を活性化し、次世代へ商店街の良さを伝えることができます。
昨年の4月から街頭インタビューや戸別訪問を繰り返しデータ収集しました。このデータに基づきニーズのある商品を厳選し通販カタログ「季節のおたより」を作成しました。発表当日は少々緊張しましたが、データに裏付けされた新企画ということで審査員の先生方からもお褒めの言葉を頂きました。私たちの学校も授業のスタイルが「アクティブラーニング」に変わり、分析力やプレゼンテーション能力が養われている事を感じる事ができました。
他校の発表からは、企画の着眼点が素晴らしいもの、プレゼンに寸劇やパフォーマンスを入れて興味を引き付けるものなど、これからの私たちの活動に参考となるものが多く、大きな刺激となりました。また、これからもいろいろな企画にチャレンジして行きたいと思います。
芷蘭会