平成28年度 都立高島高校入試について
平成２8年度入学者選抜を、以下のとおり実施いたします。
１.日程
| 入学願書受付 | 検査実施 | 合格発表 | |
| 推薦に基づく選抜 | １月２１日（木） | １月２６日（火） １月２７日（水） |
２月２日（火） |
| 学力検査に基づく選抜 | ２月４日（木） ２月５日（金） |
２月２４日（水） | ３月２日（水） |
２.募集人員
| 募集定員 | 推薦に基づく選抜 （文化・スポーツ等 特別推薦を含む） |
学力検査に基づく選抜 | |
| 男子 | １８７名 | ３７名 | １５０名 |
| 女子 | １６９名 | ３３名 | １３６名 |
| 合計 | ３５６名 | ７０名 | ２８６名 |
※転勤者生徒特別枠２名、転入学者特別枠２名と加え、合計３６０名が募集人員となります。
３.選抜方法
（１）推薦に基づく選抜高島高校の推薦に基づく選抜では「一般推薦」「文化・スポーツ等特別推薦」の両方の選抜を行います。また、この両方に併願して受検することもできます。
1.一般推薦
調査書、集団討論・個人面接、作文をもとに選考を行います。
〔Ａ〕選考
(1) 調査書：中学校の必修教科の５段階評定の合計を５００点満点に換算する。
(2) 集団討論・個人面接：２５０点満点。
(3) 作文：２５０点満点。
(4) 自己ＰＲカード：点数化はしないが、面接等の参考資料とする。
(1)「調査書」＋(2)「集団討論・個人面接」＋(3)「作文」=１０００点満点で総合成績により 合否を決定します。
2.文化・スポーツ等特別推薦
調査書、集団面接、実技、作文をもとに選考を行います。
「文化・スポーツ等特別推薦」を実施する種目は、剣道（男女）、硬式野球（男）、サッカー (男)、ソフトテニス（男）、バスケットボール（男・女）、バ レーボール（女）、陸上競技
(男女)の７種目です。
〔Ａ〕文化・スポーツ等特別推薦の選考
(1) 調査書 ：中学校の必修教科の５段階評定の合計を２００点満点に換算する。
(2) 集団面接：３００点満点。
(3) 作文 ：１００点満点。
(4) 実技検査：３００点満点。
(5) 自己ＰＲカード：点数化はしないが、面接等の参考資料とする。
(1)「調査書」＋(2)「面接」＋(3)「作文」＋(4)「実技」＋(5)＝９００点満点 で総合成績に より合否を決定します。
※「文化・スポーツ等特別推薦書」は、１２月初旬以降に受検する学校で配布します。
〔B〕文化・スポーツ等特別推薦の基準
| 種目 | 募集人数 | 文化・スポーツ等特別推薦の基 準 |
| 剣道 | 男女 ３名 |
以下のいずれかに当てはまる者 ○東京都中学校剣道大会（総体、春季、新人）出場 ○各ブロック及び各区・市中学校大会上位入賞 ○区民（市民）大会上位入賞 ○上記と同等の技能を有する者 |
| 硬式野球 | 男 ３名 |
以下の全てに当てはまる者 ○高校野球で甲子園を目指し、努力できる者 ○都大会進出と同等以上の技能をもつ者 |
| サッ カー | 男 ３名 |
以下の全てに当てはまる者 ○入学後、３年間サッカー部に所属し活動を継続する意思の強い者 ○本校における学業と部活動の両立ができる者 ○サッカーの技能・能力に優れ、中学校、クラブチームで常時、試合に出 場していた者 |
| ソフトテニス | 男 ２名 |
以下の全てに当てはまる者 ○個人戦都大会出場、団体戦都大会ベスト１６以上の正選手もしくはこれと同等の技術を有する者 ○入学後もソフトテニス部に所属し、勉学と共に３年間活動する意志の ある者 |
| バスケットボール | 男 ３名 |
以下の全てに当てはまる者 ○中学校のバスケットボール部またはクラブチームに所属し、中心選手と して活躍した者か、同等の実力があると認められる者 ○入学後も本校バスケットボール部に所属し、３年間真面目に活動する意 志のある者 |
| 女 ３名 |
||
| バレーボール | 女 ３名 |
以下の全てに当てはまる者 ○都大会出場又は都大会出場と同等の技能を有する者 ○入学後も本校バレーボール部に所属し、３年間活動する意志のある者 |
| 陸上競技 | 男女２名 | ○３年間情熱をもった学校生活と部 活動の両立に努力できる者で、以下の１から４までのいずれかに当てはまる者 １、東京都中学校地域別陸上競技大会入賞 ２、通信陸上東京都大会入賞 ３、東京都中学総体兼中学選手権大会入賞 ４、上記に相当する公認記録をもつ者 |
〔C〕文化・スポーツ等特別推薦の実技検査
| 種目 | 検査内容 | ||
| 通常 | 雨天時 | ||
| 剣道 | 男女 | １．切り返し ２．基本打突（面、小手、胴、小手面） ３．応じ技（面に対する技・小手に対する技） ４．互角練習 |
|
| 硬式野球 | 男 | １．１１０ｍ走 ２．キャッチボール、遠投 ３．シートノック ４．フリーバッティング ※２，３，４はソフトボールで実施 ※晴天でも、グラウンド不良の場合には検査内容 を変更することがある。 |
１．反復横跳び ２．立ち幅跳び ３．メディシンボール両手 前投げ及び後ろ投げ ４．シャトルラン |
| サッカー | 男 | １．１５００ｍ走 ２．対人パス・キック・ヘディング ゴールキーパーはゴールキーピング ３．ミニゲーム ※晴天でも、グラウンド不良の場合には検査内容 を変更することがある。 |
１．シャトルラン ２．パス・キック ３. ヘディング ４. ミニゲーム |
| ソフトテニス | 男 | １．ストローク （フォア、バック、ネットプレイを含む） ２．サービス ３．サービス＆レシーブ（形式） ※晴天でも、強風で検査に支障が出ると判断した 場合には検査内容を変更することがある。 |
１．ストローク （フォア・バック） ２．サービス |
| バスケットボール | 男 | １．ドリブルシュー ト ２．ジャンプシュート ３．１対１ 又は ２対２ ４．シャトルラン |
|
| 女 | |||
| バレーボール | 女 | １．オーバーハンド パス ２．アンダーハンドパス ３．スパイク（セッター希望者以外） ４．サーブ ５．トス（セッター希望者のみ） |
|
| 陸上競技 | 男女 | １．５０ｍ走 ２．次のうちから１種目選択 ・立ち五段跳び ・砲丸両手伸身前投げ及び後ろ投げ （男子４kg、女子２．７２kg） ・男子１５００ｍ走、女子１０００ｍ走 ※晴天でも、グラウンド不良の場合には検査内容 を変更することがある。 |
１．反復横跳び ２．立ち幅跳び ３．メディシンボール両手 前投げ及び後ろ投げ ４．シャトルラン |
（２）学力検査に基づく選抜
学力検査、調査書をもとに選考を行います。
〔A〕選考
(1)学力検査：国語、数学、英語、理科、社会の５教科の合計得点を７００点満点に換算する。
(2)調査書：（国語、数学、英語、理科、社会の５段階評定の合計）
＋ （音楽、美術、保健体育、技術・家庭の５段階評定の合計の２倍）
を３００点満点に換算する。
以上の(1)+(2)=１０００点満点で、総合成績により合否を決定する。
４.本校の期待する生徒の姿
本校は、文武両道の実現を目指し、生徒一人一人の進路希望に対応した学習内容を充実させるとと もに、スポーツ教育を推進しています。そこで、次のような生 徒の入学を期待します。- 希望する進路の実現に向けて、すすんで自分を高める意欲をもって学習に取り組むこ とができる生徒
- 総合的な学習の時間や教科において、自分のテーマをもって自主的に学習活動に取り 組んできた生徒
- 部活動や生徒会活動、委員会活動に積極的に参加し、入学後も学習との両立が期待で きる生徒。（なお、大会等での入賞やリーダーとしての活動の 経験がある場合には、自己ＰＲカードに記載すること）
- 中学時代の努力の成果として資格取得、検定合格の実績をもつ生徒。（なお、取得し た資格や級・段などは取得年月日を含めて、自己ＰＲカードに 記載すること）
※「文化・スポーツ等特別推薦」においては、指定する種目で特筆すべき実績をもつ生徒が望ましい。
５.推薦選抜の各検査における評価の観点
(1) 集団討論・個人面接の評価の観点：
■コミュニケーション能力
質問の内容を正しく理解し、適切に応答する能力
相手の考えを的確に捉え、自分の考えを相手に的確に伝える力
■思考力・判断力・表現力
与えられたテーマについて、論理的に考察し、自分の考えを的確に表現する力
■社会性・協調性
リーダーシップを発揮し、仲間と協力して活動する力
■出願の動機・進路実現に向けた意欲
希望する進路の実現に向けて、すすんで自分を高める意欲をもって学習に取り組むことができ る
■規範意識・生活態度
自主自律の精神に基づく規範意識を持ち、規律と秩序ある生活態度を身に付けている
(2)作文の評価の観点：
■自分の考えをまとめ、正しい文字や表記に基づいて、適切かつ効果的に文章を書く力
■自らの体験等を踏まえ、目的意識や意見等を論理的に表現する力
【参考】平成27年度推薦選抜で実施された集団 討論および作文について 平成27年度推薦に基づく入学者選抜で実施された「集団討論」および「作文」の課題は以下のとおりです。
(1) 一般推薦
■集団討論
「皆さんは、ある都立高校のクラスメイトだと仮定します。その学校では毎年、体育祭（運動 会）、文化祭、合唱コンクール（合唱祭）、修学旅行、移動教室の ５つの行事を行っていまし た。しかし、来年度は学校の事情により、２つだけの実施となりました。どの行事を開催するの が良いか、クラスの意見としてまとめ てください。」
■作文
「『リーダーシップ』をテーマとして、あなた自身の体験などを踏まえながら、高校生活で力を 入れて取り組みたいことについて述べなさい。」（時間40分 400字）
※文化スポーツ特別推薦と一般推薦を併願する受検者を考慮し、同一課題で実施した。
