本校では、「創造性豊かな際立った個性を発揮する科学技術者を育成するための中高一貫および高大連携カリキュラム研究と教材開発」を研究課題として取り組んでいます。
科学技術分野において、より体験的でより主体的な学びの場を提供し、問題解決を重視した授業を実践していくことで、将来、創造性と個性ある科学技術者のトップランナーの育成ができると考えています。
このプログラムを生かした芝浦サイエンスクラス(SSC I・II・III)の取り組みを、2012年度から正規の教科・科目として実施し卒業単位に組み込んでいます
スーパーサイエンスハイスクールから、芝浦サイエンスクラスの取り組みへ。
本校は文部科学省より2004年度から、延長も含めて5年間スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究開発校に指定されました。これは科学技術、理科・数学教育を重点的に行う高等学校を指定したもので、科学技術振興機構と共同してカリキュラムの開発、大学や研究機関との連携方策の研究を行います。本校では、この取り組みを通して様々なカリキュラムやシステム作りを行っています。授業研究を広く社会に発信し、生徒とともに教員も成長していきたいと思います。
2009年度以降、スーパーサイエンスハイスクールの文部科学省の指定は切れましたが、ここで開発したカリキュラム、授業実践は、多少の形態変更はありますが原則的に継続しています。
芝浦サイエンスクラス(SSC I)
|
高1を対象とし、意欲あるものから選抜して編成します。週1度の先端科学授業(生命科学、数学の2分野。7時間目に設定)の他に、企業、大学の研究所などの見学会や大学教授の講演会、研究発表会への参加などを実践します。
|
SSC II
|
高2では物理・化学の選択希望者の中から1クラスを編成し、通常の時間割内に先端科学授業(物理・化学)、課題研究、特別講義などを実施します(一部正規の授業をモーニングレッスンとして実施します)。またSSC Iと同様、見学会・発表会などを行います。
|
SSC III
|
2006年度より高3を対象にSSC IIIを設定し、高大連携カリキュラムとして、芝浦工業大学での先取り授業などを実施します。週1日大宮校舎に行き、大学生に混じって受講します。取得した単位は、大学入学後に認定されます。
|
その他のプログラム
|
ロボットゼミ、コンピュータ部など、課外のプログラムも同時に実施しています。
|