異文化の人々に対する寛容な心、
自分の文化に対する健全な理解、
そして違いのある人と共に生きる喜びを体験していくことが必要です。
玉川聖学院は、世界をつなげるための国際教育を全学年で展開しています。
1.伝わる楽しさを経験する、ことばの学習
建学時からネイティブ教師が英語教育を推進してきた本校では、現在6名のネイティブ教師が中1のはじめから少人数英会話クラスを担当。伝わる楽しさを知るところから、英語学習が始まります。
校舎2階ラウンジ隣のEnglish Loungeという英語空間は、昼休みと放課後に開放されて常にネイティブ教師が待機。いつでも会話力を磨けます。
「5」の付く日は「Let’s 語 Day」。朝の礼拝は英語バージョンになり、丸一日英語での日常会話が奨励されます。校内放送が英語でなされることも。
一方、日本語で意見を表現できなければ、外国語も身に付きません。日常的に作文や発表が授業で繰り返されることで、明瞭なプレゼンテーション力が身についていきます。
2.人と出会いながら、世界の異文化を知る日常生活
玉川聖学院で学ぶ異文化経験は、校内異文化から始まります。
中1の段階から全生徒が施設訪問をし、高齢者、障害者、被災者の方々の、自分たちとは違う環境での生活に触れ、伝わることばを見出していきます。
授業や行事で体験する国外異文化は、英語圏にとどまらず、アジア、アフリカの人々との出会いに広がります。
多様な歴史、文化と、人を通して出会うことで、生徒の視野は大きく広がり続けます。
3.人と一緒に働く喜びと忍耐を学ぶ体験学習
真の国際交流の力は、日常的な人との協力体験によって培われます。
本校ではクラブ活動、学校行事、宿泊学習を通して、人と一緒に働く楽しさと難しさを体験して、達成感を積み重ねることで、異文化協力を学んでいきます。
「大変だけど、一緒にやれると楽しい」。
その経験が、国境を越えて人をつなげる力を育むのです。