教育方針
(1)基礎学力の育成(中学1年~高校1年)
この時期の学習は、大学生・社会人においても基礎知識となることから、学力をつける上で大変重要な時期といえます。本校では、基本教科に多くの時間をあて、内容も充実したものになるよう、以下のようなことを行っています。
- 国語・英語・数学の基本教科に多くの時間数を配当しています。
- 英語・数学は習熟度別、少人数の授業を実施しています。
- 週2時間のネイティブスピーカーによる英会話で、英会話の実践力をつけます。
(2)進路希望に合わせたコース制(高校2年・3年)
現在大学入試の現状は、国公立において、センター入試5教科7科目以上、2次試験科目は増加の傾向にあるのに対し、私大、短大では逆に受験科目が減少傾向にあります。
この傾向をにらみ、本校では本人の進路希望に合わせた2コース制を実施しています。
1. 難関私大、国公立大合格を目指すアドバンスコース
数学・理科は高2より、コースのみの少人数授業を行います。高3では、英語・数学・歴史において、演習中心の科目を配置し、一般受験に対応できる力をつけます。
2. 国際化、情報化社会で活躍する人材を育成するグローバルコース
私大文系までの進路を前提に、情報(コンピュータ)・英会話・フランス語・芸術教科を2年4単位以上連続して学ぶコースで、現代社会で活躍する実践力をつけます。
3. コース制に制限されない柔軟な対応
言語教育の重要性を考え、高1時の英語I、高2高3時の英語II・リーディング・ラ イティングにおいては習熟度別の展開授業、高2高3の古典においては入試古典、教養古典に分けています。また、グローバルコースでも進路に応じて必要な科目を選択できるなど、ひとりひとりの進路にできるだけ柔軟に対応できるようにしています。
(1)学習意欲のある生徒を伸ばす
習熟度別授業、コース制により、学習意欲のある生徒は進度を上げ、多くの教材をこなすことで学力をつけさせます。
(2)苦手科目の克服
習熟度別授業は、学習が苦手な生徒にも有効です。質問のしやすい少人数で、復習を交えながら苦手意識を克服させます。定期試験後は授業外での補習を行います。
(3)学習意欲のある生徒を伸ばす
中学校ではテストを保存するテストファイル、学習過程を振り返らせる「振り返りシート」を活用し、面談等で学習方法についても指導します。
また、中学校・高等学校ともに放課後、土曜日※の補習、講習により、苦手分野の克服と問題演習を中心とした実践力の練成を行います。
※第1・第3土曜日に実施します。原則、希望制ですが、補習については必ず参加していただくこともあります。
さまざまな行事・活動において、少人数の本校では、生徒ひとりひとりの役割が大切になってきます。
それはひとりひとりに活躍のスポットライトがあたる環境にあります。
その中で経験した多くの事は、知識とはまた別の経験となって、生徒を成長させていきます。