日本大学鹤丘高等学校(日本大学鶴ヶ丘高校)
日本大学鶴ヶ丘高等学校は、東京都杉並区和泉に所在する日本大学付属の私立高等学校。設置者は学校法人日本大学。本校は、昭和26年に日本大学農獣医学部(現在の生物資源科学部)の併設校として創設されました。以来、日本大学の建学の精神に則り、「自主創造(じしゅそうぞう)」「真剣力行(しんけんりっこう)」「和衷協同(わちゅうきょうどう)」を校訓として、高校・大学と一貫した「総合的7年間教育」を実践して参りました。平成13年に創設50周年を迎え、文化・体育施設を更に充実させ、恵まれた教育環境の中で21世紀を担う生徒の育成に努めています。
本校の特色
■バランスの取れた人間形成
受験勉強一辺倒にならず、部活動や生徒会活動などに積極的に参加し、明るく伸び伸びした生徒が多いことが本校の特徴です。男女共学校としてのメリットを生かし、充実した学園生活を送り、バランスの取れた人間形成を目指しています。そのため、卒業してからも折に触れて本校を訪れるOB・OGが多く、親子入学、兄弟姉妹入学が多いのも特徴です。
■コース別指導の強化
日本大学各学部への進学希望者に対しては言うまでもなく、難関大学を希望する生徒に対しても真摯な指導を行っています。日本大学へ進学を希望する「普通コース」、難関大学を目指す「特進コース」を設置し、入学時から目的意識のはっきりした指導をしています。そのため両コースとも、それぞれの目標に応じた教材の採用、内容に即した講習会や補習の実施などを徹底し、指導の強化を図っています。
■高い進学率
本校の現役進学率は毎年90%以上を維持しています。普通コースの現役進学率はほぼ100%で、特進コースの現役進学率は80%以上です。このうち特進コースでは、国公立大学や早稲田・慶應・上智大学に多数合格しています。また、他大学に合格しながらも、目標の難関大学を目指して浪人している生徒もいます。両コースを合わせると、日本大学進学率は70%以上、他大学進学率は20%以上です。近年普通コースからも難関大学を目指す生徒が増加しています。
■魅力ある学校行事
1年間を通じて、学習・進路・体育・文化等の行事をバランスよく実施し、高校生活に潤いと活気を与えています。学習・進路に関する行事は、新入生オリエンテーション、校外授業、修学旅行、進路説明会、キャリアガイダンス、大学オープンキャンパス参加、生物資源科学部実習、海外語学研修、文芸コンクール、英語スピーチコンテスト、夏期講習会など。体育に関する行事は球技大会、スキー学校、送別スポーツ大会など。文化的行事は、鶴ヶ丘祭、芸術鑑賞などがあります。
沿 革
1935年 - 世田谷区下馬町で、東京高等獣医学校の附属校である東京畜産工芸学校として開校。
1948年 - 学制改革により東京獣医畜産大学附属高等学校に改称。
1951年 - 東京獣医畜産大学が日本大学農獣医学部(当時)として吸収合併されたのに伴い、農獣医学部併設校となり日本大学鶴ヶ丘高等学校に改称。
1954年 - 現在地に移転
1963年 - 光生学園高等学校を吸収合併。
1968年 - 芸術課程(音楽科・美術科)を設置
1985年 - 芸術課程(音楽科・美術科)募集を停止