淑德高校(淑德高等学校)
淑徳中学校・淑徳高等学校は、東京都板橋区前野町に所在する私立中学校・高等学校。LIFE・LOVE・LIBERTY 仏教の心を現代に生かす三つの柱
「進みゆく世におくれるな、有為な人間になれ」
これは本学の校祖、輪島聞声の言葉です。 浄土宗の尼僧だった聞声先生は、今から110年以上前の明治25年、本校の前身である淑徳女学校を創設しました。その精神を現代の若者にも理解しやすい言葉で表現したのが、わが校の教育理念である“3つのL”です。
特色
校門からレンガ造りの歩道が続く。また、芝生の校庭があるなど、緑も多いキャンパスである。テレビ朝日『ベストフレンド』など、学園ドラマの撮影場所に使われたことがある。
制服のデザインは男女共にファッションデザイナー花井幸子が担当し、三越が販売。
部活動は柔道部やソフトボール部等が強豪であり、特に女子柔道は全国高校総体準優勝の実績もある。卒業生には北京五輪日本代表中澤さえや岡明日香らがいる。
夏休みを利用したアメリカ・イギリス・オーストラリアなどのホームステイを体験でき、春休みにはフランスの現地校で留学体験ができる。
放課後や夏休みなどに自由参加のゼミナール授業が行われ、通常授業の補講的役割から大学受験の講座までの内容があり、現役予備校講師の授業もある。また、土曜日には中国語・韓国語の講座が開かれ、レッスン料は無料である。
英語教育に力を入れネイティブの講師とのスピーキング授業や中学3年次までに全生徒英語検定準2級合格を目標に掲げている。
中学3年次に全員参加で海外語学研修としてオーストラリアを訪問し、現地校交流とホームステイを体験する。
中学3年次の夏休みに5泊6日の日程で「勉強合宿」が行われる。
進路支援イベントプログラムとして「アンドレプレナー塾」という、起業家を育成する公開講座[3]を開いている。
文化祭はゲストとして著名人が訪れる年がある。
体育祭は毎年東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷)や代々木競技場(渋谷区神南)にて全学年参加で行われる。
沿革
1892年(明治25年) 淑徳女学校を小石川に設置
1906年(明治39年) 淑徳高等女学校に改称
1945年(昭和20年) 戦火により校舎全焼、現在地に移転
1948年(昭和23年) 淑徳中学校、淑徳高等学校となる
1991年(平成 3年) 淑徳中学校男女共学化
1992年(平成 4年) 淑徳高等学校男女共学化
2005年(平成17年) スーパー特進コース設立
2007年(平成19年) 全学年にスーパー特進コースが設立される
2008年(平成20年) 校舎の建替えが開始され、現在の校舎の取り壊し
2010年(平成22年) 新校舎完成
2011年(平成23年) 特別教室棟完成
2012年(平成24年) 体育館・運動場完成